画家にホームページは必要?【結論:鑑賞者のために持つべき】
こんにちは。Sittidaの管理人、のりごんです。
Webデザイナーをやりつつ絵画制作をしています。
今回は「画家にホームページは必要?」というテーマを深掘りしていきます。
結論:鑑賞者のために持つべき
この記事では、作家側と鑑賞者側の両方の視点からホームページを持つメリット・デメリットを整理し、その理由を解説していきます。
読了時間は5分くらいです😌
ホームページのメリット・デメリットを画家と鑑賞者の両側から考える
「ホームページを持つべきか」を考えるとき、ほとんどの人は作家側の視点だけで考えてしまいます。
でも、絵画という表現は鑑賞者がいて初めて成り立つものですよね。だから、両方の立場から考えてみないと本当の価値は見えてきません。
ホームページを持つメリット〜画家側〜
① 作品を体系的に見せられる
SNSの投稿は時系列順で並びます。そのため最新の作品はすぐに見れる反面、古い名作たちは埋もれてしまいがちです。他にも、展示のために仕上げた作品と日常のドローイングがごちゃ混ぜになる、なんてこともしばしば。
でもホームページなら、シリーズごと・年代ごとなど、作品をより体系的に見せることができます。
② 信頼感を与えられる
SNSは手軽に始められる一方で、ホームページの作成には時間も費用もかかります。そのため、ホームページのある作家は制作・発表に誠実に向き合っている印象を与えやすく、信頼もされやすくなります。
③ 自分の名前が検索結果に表示される
自分の名前を検索したこと、誰しもありますよね。おそらく自分のインスタのアカウントがヒットしたのではないでしょうか。
ここでもし、ホームページがあれば、体系的に整理された作品たちを届けることができます。しかもその相手は、わざわざ名前を検索するくらいに関心度が高い鑑賞者です。
さらに、昨今はAIによる検索が一般的になっており、ホームページはそこでも有利に働きます。
AIはWeb上にある情報を学習し、それをもとに回答しています。しかし一般的なAIはインスタの情報は学習できない仕組みになっているため、いくらインスタで発信していてもAIはあなたの存在をキャッチしてくれません。
そこでホームページを持つと、AIがアクセスできる場所にあなたの情報を置くことになります。継続的に更新していけば、AIがあなたについて解説してくれるようになるはずです。
ホームページを持つデメリット〜画家側〜
残念ながらデメリットもあります。
① 作るのに時間がかかる
特定のサービスを使えば、コーディングの知識がなくてもサイトは作れます。でも実際に触ってみると思いのほか時間がかかってしまうのが現実です。
既存のサービスは企業向けに作られていることが多く、デザインのカスタマイズ性が高いのが特徴です。
しかし画家はデザイナーではありません。「絵は描けるけどデザインには自信がない」という作家がほとんどだと思います。そんな画家にとって、この作業は想像以上に負担が大きく、数十時間かかることもザラです。その上、万が一かっこよくないデザインになってしまうと作家としてのブランディングにもマイナスになってしまいます。
さらにドメインやサーバーの取得は、初めての人には難易度が高く、事前学習もいるため時間がかかりがちです。これも壁の一つになっています。
② 費用がかかる
月額制のサービスだと平均2,000円前後で、買い切りだと10万円〜30万円ほどが相場です。ちなみに買い切りの場合でも、ドメイン・サーバー代で年間10,000円以上の維持費が必ずかかります。
金銭的な余裕がまだない学生や若手の作家たちにとっては、なかなか払えない金額です。
③ 更新作業が難しい・面倒
ホームページを持つと必ず発生するのが更新作業です。作品を追加したり、作家情報を更新したり。
でも、この更新作業でつまづいてサイトを畳んでしまう作家も多いようです。
原因はいくつかあります。
- 更新をする管理画面が複雑すぎて使いにくい
- そもそもPCを開くのが面倒
サイトを作ったあと、継続しやすいかどうかもホームページ制作の大事なポイントです。
鑑賞者側のメリット
次に鑑賞者の立場から考えてみましょう。
① 作品を深く知れる
ホームページでは、作品を整理された状態で見ることができます。展示会で見た絵と同じシリーズの作品を見て、その違いを楽しんだり。過去を遡って、作品の変遷を楽しんだり。展示会やSNSだけでは気づかなかった作品の良さに触れることができます。
② 作家を深く知れる
作家の略歴や受賞歴、過去の展示記録まで、幅広く知ることができます。作品制作の背景が綴られた文章を読み、作家の考えに共感することもできます。
鑑賞者側のデメリット
次に鑑賞者側のデメリットですが、これは僕の考える限りでは見当たりませんでした🤔
これは作家のホームページだけではなく、企業のホームページでも同じだと思います😌
まとめ:ホームページは自分のためではなく、鑑賞者のために持つ
- ホームページのいる・いらないは、自分ではなく鑑賞者の視点で考えてみる
- もしホームページを作るなら「完成までの時間・費用・完成後の手間」をなるべく少なくする
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著者について
のりごん
Webデザイナー/画家。関西の美大で油画を学ぶ。現在は一般企業でWebデザイナーとして働きながら絵画制作を続けている。
卒業制作のとき、費用が足りず絵画1点しか展示できなかった苦い経験から「画家同士が支え合える仕組みを作りたい」と思うように。
自分にできることと画家の役に立つことの交差点を考え、まずホームページ作成という形でそれを実現しようとSittida(シッティーダ)を立ち上げる。Sittidaでは収益の10%を作家に還元し、画材のプレゼントや展示費用の支援などに充てている。画家が制作に集中できる環境を、少しずつ作っていきたい。
